往年の私的名店(4)……洋食の赤ちゃん(青木店)など

先日、古い手帳が奥深いところから出てきてパラパラしていたら、食べ歩いていたころの記録を発見。1980年代ですから、40年ほど昔の記録。その第4回です

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上にある3ページの中で強く印象に残っているのは、つぎの3店です。

[愛園]:元町鯉川筋より一本東。順徳・新愛園・青葉(台湾料理)などの密集地域にありました。元町近辺でお昼ごはんとなれば、ここのお昼の定食(日替わり)です。毎日でも飽きない上海系統の家庭料理でした。

[洋食の赤ちゃん(青木店)]:むっつりしてるおやっさんと無口な仙川青年、黙々と美味しい洋食を作り出し、お昼は行列の人気店。たいていの人はこのふたりを親子と思うが全くの赤の他人。仙川青年の修行が終りそのままここの主人に。その後、おやっさんは[洋食の赤ちゃん(石屋川店)]でべつの若者を育て、その後かれもそこの店主に。腕のいい料理人を育てたおやっさんは、もうずいぶん前にお亡くなりになりました。

ポルトフィーノ]:ジュンク堂三宮店の裏手のビル2階(?)にあったイタリア料理店。大阪の有名イタリア料理店[ピアノピアーノ]グループの指導者村上卓央さんは、このお店をしていたと思います。

それにしても、名前を見てもまったく思い出せないお店もあって、我が記憶力の経年劣化が情けないです。

汚い画像で申し訳ないですが、まだ続けます<(_ _)>

接弦定理がよく分かる動画あり

ジュンク堂芦屋店の参考書の棚の前で、たまたま「接弦定理」を説明することになった話を先月書きました。 

eisuukinoshita.hatenablog.com

 昨日、この定理の面白い動画を見つけたのでご紹介いたします。

https://www.geogebra.org/m/dpshmmu4

作った方は nomissbowling さん.

なるほど!っと「接弦定理」をすんなりに納得できますね。

家庭教師の強み「どこまで教えるのか見極める」

三角形の3辺の長さがわかればその面積が求められる「ヘロンの公式」は、多くの教科書(数学Ⅰの「図形と計量」の単元)に書かれています。

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この公式の証明は良い練習問題になるので、キノシタは必ずさせます。

指導時間の余裕や生徒の能力によっては、「ヘロンの公式」の続きとして「プラーマグプタの公式」にも触れることがあります。

これは、円に内接する四角形の4辺の長さa, b, c, d がわかればその面積が求められる公式です。レベルの高い参考書には記述されています。

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 勘の良い生徒は、「ヘロンの公式」は、この「プラーマグプタの公式」において d=0 になっている場合と気付きます。

『円に内接している三角形なら「プラーマグプタの公式」の特別な場合として「ヘロンの公式」が使えるのは分かりますが、三角形が円に内接していないとヘロンの公式は使えないことになりませんか』と疑問に思う生徒もおります。

そんなときには、『そうりゃそうだね。円に内接しない三角形ってどんなのだろう?』と実際に図をいくつか描かせてみると、途中で『あっ、ぜったい三角形の外接円って存在するので、どんな三角形であろうと必ず円に内接するんだ。だからどんな三角形でもヘロンの公式は成り立つんですね』と納得してくれます。

さらに数学的関心が高い生徒には、「ところで、4辺の長さは分かっているけれど円に内接していない四角形の面積で\angle{A}+\angle{C}が与えられているときの面積は、次の式で求められますよ。この式にも名前が付いていて、「プレートシュナイダーの公式」とよばれています。証明はやはり余弦定理を使いますが、やや長くなります」と好奇心を煽ります。

............. プレートシュナイダーの公式 .....................

面積=\sqrt{(s-a)(s-b)(s-c)(s-d)-abcdcos^2\frac{A+C}{2}}

 \text{ただし、} s=\frac{a+b+c+d}{2}

.........................................................................................................
(この「プレートシュナイダーの公式」は、赤チャート・フォーカスゴール・数学アドバンスト(Z会)などレベルの高い参考書にも掲載されておりません。)

生徒の能力や関心に応じて、関連して考えさせる内容を細かく調節できるのが家庭教師の強みですね。

往年の私的名店(3)…… ポンテヴェッキオなど

先日、古い手帳が奥深いところから出てきてパラパラしていたら、食べ歩いていたころの記録を発見。1980年代ですから、40年ほど昔の記録。その第3回です。

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上にある3ページの中で強く印象に残っているのは、つぎの3店です。

[Ponte Vecchio](ポンテヴェッキオ):大阪の東警察署の北側、本町橋大阪市内では現役最古の橋、Ponte Vecchioは古い橋の意)のたもとにあったころです。当時、イタリア料理店はそれほど多くありませんでした。山根大助さん(30才前後かな)のイタリア料理は大阪まで足を運ばせる美味しさでした。今は北浜に移転(梅田にも2店舗)、山根さんはすっかり有名人になられました。

[グリル・ムアー]:名前はグリルですが、フランス料理だったと思います。大阪ターミナルホテルにあって、しっかりした味で満足感を得られるお店でした。

[楽園]:元町南京町にありました。五目焼きそば、ビックリするほどの量でした。もちろん味もバッチリ。

汚い画像で申し訳ないですが、まだ続けます<(_ _)>

ジュンク堂芦屋店で接弦定理を勉強

先月末、「ジュンク堂書店」芦屋店に行ったときのことです。

高校参考書の数学コーナーで、学生二人が難しい顔をして本を見ています。どうも困っている様子。
僕がしばらくほかの棚を見て回っても戻っても、まだ考え事の最中みたい。

おせっかいおじさんがわけを聞くと、円の接線と弦とのなす角に関する定理(接弦定理)の理由がよく分からないとのこと。

「ぼくは二等辺三角形を作ってざっくり説明するけど、教科書にはちゃんとした証明が必ず載ってますよ」

『えっ、ほんとうですか? 教科書にそんなん書いてるんですか。知らなかった!教科書ってめったに見ないですから。』

............. 教科書から ............................ 

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残念ながらここには教科書は置いていないので、証明が載ってそうな参考書を探したら、坂田アキラさんの本にていねいな解説がありました。

「でも、どうして定理が成り立つのか知りたいと思うのはいいことです、感心! 定理は丸暗記してどんどん問題を解けばいいと思いがちなのに」

『塾はそんな感じで、説明無しで公式などを覚えさせて参考書の問題を解いていかせます。』

『まるで、T田塾みたいやね。』

「えぇ!よく分かりましたね、いまT田塾に行ってます。」

授業は一切しないかわりに学習管理をキッチリなさるT田塾。どんな方法で接弦定理を説明されるのかな?

............. キノシタのざっくりした説明 .......................

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身近なところでコロナ発生

みなと観光バスが運行する125系統「JR甲南山手←→阪急夙川グリーンタウン前」で、週3~5回は通勤?します。
きょうも、JR甲南山手駅北のバス停でぼんやり立っていて駅のほうを何気なく見ると、隣接する「ハートインセブンイレブン」の入り口ドアに張り紙があって、お客さんは入っていきません。
張り紙を見に行くと、こんな掲示が!

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感染者数が急増している、変異ウィルスの感染力が強い、など連日報道されていますが、隣近所に罹患した人がいるわけでなし、慣れてしまって緊張感が薄れつつあります。

でも、この張り紙で一気に警戒モードが高まりました。

先週、念のために生徒さんや保護者の方には、4月19日(月)よりオンライン授業に切り替えることもあり得ます、とお知らせしておいて良かったです。

この時期に、生徒の中には勉強合宿で徳島に行く高1生や修学旅行に出かける高3生がいるので、無事に帰ってくるか内心ハラハラです。

往年の私的名店(2)…… ジャンムーランなど

先日、古い手帳が奥深いところから出てきてパラパラしていたら、食べ歩いていたころの記録を発見。1980年代ですから、40年ほど昔の記録。その第2回です。

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上にある3ページの中で強く印象に残っているのは、つぎの3店です。

[順徳]:元町駅鯉川筋からちょっと東に小道を入ったところにあります。長い間、良く通っていました。きれいな色の炒三鮮、コースの最後に食べるネギ汁そば。どれも美味しい!

[ジャン・ムーラン]:死ぬ間際、神様にもう一度食べたいものを食べさせてやると言われたら、躊躇なくこのお店をお願いしますね。最高のレストランです。このメモの住所に×印があるのは、ビルの1階から北野の一棟に移転したからでしょう。閉店時のメニュー(のちに美木シェフのサインをしていただいた)は今も大切に持っています。

千疋屋]:庶民の味方、とにかく安くて良心的な洋食屋さん。カウンターの後ろに小さなレーニンの写真が掛かっていました。クリームコロッケが美味しかった。

 
汚い画像で申し訳ないですが、まだ続けます<(_ _)>