ホンのさわり

「新明解国語辞典」に老人宣告される(^^;)

キノシタ現在68歳 固有名詞がパッとでない、頭髪に白いものが増える、など忍び寄る老いを感じることはしばしばあります(^_^;)しかし、愛読書の国語辞典「新明解国語辞典」(三省堂)から老人宣告されようとは思いませんでした。新明解国語辞典 第6版 並版作…

エルモア・レナードがブームになるか?

エルモア・レナード。僕の好きな作家の一人です。人気作家の黒川博行さんも「エルモア・レナードをよく読みました」と講演会で話していました。このお二人、ちょっとだけ味わいが似てますね。雑誌「MONKEY」(Switch Publishing)の第7号(2015年秋冬号)で、…

三浦展「毎日同じ服を着るのがおしゃれな時代」(光文社新書)

むかし学校に通勤していたときも、家庭教師で生徒さん宅で勉強を教えている今も、たいてい同じようなスタイルでしす。 ジャケットかブレザー、チノパン、ワイシャツはボタンダウン。なんとか先生っぽい感じに仕上がります。ブランドはJ-PRESS。 家では、も…

堀尾輝久「現代社会と教育」(岩波新書)

家庭教師のお仕事は、受け持った生徒さんの成績を上げること、そして希望する学校に入学させることです。しかし、学校の目的もそれだけになるのはいいことなのか? 難関大学にどれだけ多く送り込むか、まるで予備校のような学校が子どもたちの成長にとってど…

人事部は出身高校もチェックしている

就職試験だけでなく、いろいろな場面で人物の評価するにあたって、学歴もその1つの要素です。学歴はふつう出身大学を意味することが一般的です。ところが、就職試験においては出身大学だけでなく、出身高校も指標にしているとのこと。「週刊東洋経済」(2016…

門倉貴史「ワーキングプア いくら働いても報われない時代が来る」(宝島社新書)

次から次へとワイドショーを賑わす社会的・政治的話題が湧いてきて、貧困・格差の深刻な問題の影が薄くなっていますが、年収200万円以下で暮らす人の割合は、この本が書かれた2006年以降も減っていません。プアになるのは本人の努力不足?自己責任?そんなこ…

文系と理系の対立を越えて

斎藤孝さんの「できる人はどこがちがうのか」(ちくま新書)に、こんなことが書かれています。「理系」と「文系」と二分されることが多いが、果たしてそれがいいことなのかと。「できる人」はどこがちがうのか (ちくま新書)作者: 斎藤孝出版社/メーカー: 筑…

小倉千加子「風を野に追うなかれ」(学陽書房女性文庫)

数学キノシタの現在の仕事は、数学を教える家庭教師です。でも、数学をうまく教えることは仕事全体の1/4のような気がします。あとは、生徒の成長を辛抱強く待つことが、1/4を占めます。では、全体の半分は何かというと、ちょっと表現しにくいのですが、その…

「勘九郎ひとり語り」(集英社文庫)「九ハン十二チョウって知ってる?」

昨年暮れ、拙ブログ(12月13日付)で探偵ナイトスクープ「偶数の方が得!?」の話題から、丁半ばくちの必勝法?のことを書きました。その必勝法とは ............................................................................ 2つのサイコロの出目の合…

朝日新聞「be」(2016.11.05)

朝日新聞土曜版「be」の「フロントランナー」欄、毎週楽しみにしています。今日紹介されているのは、「どろんこ保育園」を主催する「どろんこ会」理事長の安永愛香さん(42)インタヴューの中のこの箇所に、思わず頷いてしまいました。....................…

誕生日に勢古浩爾「定年後7年目のリアル」(草思社文庫)を読む(^^;)

きょうは、キノシタの誕生日(^_^)v 67歳になったんです。毎年、誕生日をうれしく迎えております。「誕生日はうれしくない、また年とるから」という同年配もいらっしゃる。でも、僕は誕生日を子どもの頃以上に、目出度いと思います。幼少の頃は、病弱でした。…

「本屋図鑑」(夏葉社)

全国有数の書店、ジュンク堂。第1号店は神戸三宮です。その1号店は、三宮センター街にあったダイエーのジーンズ専門店「JOINT」の地階にあったようにおぼえています。ずいぶん広かったなぁ。次にできた国鉄三ノ宮駅東側のジュンク堂サンパル店は、さらに広…

里中哲彦「まともな男になりたい」(ちくま新書)

60代も後半にさしかかっているのに、いまさら「まともな男になりたい」と思い立ってもすでに手遅れですね(トホホ)。 でも、少しは軌道修正できるかもしれません。まともな男になりたい (ちくま新書)作者: 里中哲彦出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2006/0…

松永暢史「この国をダメにした学校教育」(主婦の友新書)

著者は約40年家庭教師として子どもと関わり、いろいろな学習法を開発されました。この国をダメにした「学校教育」―政治家・官僚・企業トップ……ウソつきばかりを生んだ教育 (主婦の友新書)作者: 松永暢史出版社/メーカー: 主婦の友社発売日: 2012/02/06メディ…

水野和夫「国貧論」(太田出版)

日銀の黒田総裁、物価を平均2パーセント上昇させると言い続けてきました。年金生活者の僕は、「そんなに無理してあげなくてもなぁ」と思っております。「日銀=物価の番人」と社会科で習ったような…… それでも、物価を上げることが日本経済の発展につながる…

 梅田望夫「ウェブ進化論」(ちくま新書)

この本を読んでいて、忘れていた記憶がまざまざと思い出されました。大学の工学部の北側にあった計算機センターに学部生と大学院生時代、毎日のように通っていたときのことを。ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)作者: 梅田望夫出版社/…

村上春樹「村上さんのところ」(新潮社)

イラストって、本の雰囲気にずいぶん影響があるんだなぁと、この本で実感しました。.................... 「まえがき」より引用 ..................これまでずっと一緒に仕事をしてきた安西水丸さんが急に亡くなられ、この企画を始めるにあたって、どうした…

阿部彩「子どもの貧困」(岩波新書)

今日、朝日新聞にこんな投書が載りました。定時制高校元教員によるものです。............... 引用 ........................................... 「水道料金 軽減されないとは」元高校教員酒井慶助(静岡県69) 私は定時制高校の教師でした。水道を止められた…

水島醉「進学塾不要論」(ディスカバー携帯)

最近担当している生徒さん全員が、私立高校私立中学に在籍です。公立学校の生徒さんは一人もいません。たいていの場合、うまく校風に合って楽しく充実した学校生活を過ごしていますが、なかには成績不振でお困りの生徒さんもいらっしゃいます。キノシタも、…

熊代亨『「若作り」うつ社会』(講談社現代新書)

キノシタ66歳。同年代は、再雇用での仕事もそろそろ終了。残された時間をどう過ごしていくのか迫られています。老後と向き合わなければならない年齢です。どのように年を重ね、終末を迎えるのか? どのような老人として生きていくのか、これが案外難しいんで…

中室牧子「学力の経済学」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

あと1日で夏休みがおしまいです。いまごろ、みんな宿題で大あわてかな。読書感想文、自由研究なんかが強敵です。31日は徹夜、9月になってからもまだ格闘しなければならない子もきっといるでしょう。親からもガミガミ言われるて大変ですね。今、話題の本「学…

阿部幸夫「偽装学力」(幻冬舎ルネッサンス新書)

家庭教師をしていると、良い先生と思われたい、という気持ちは常にどこかにあります。かゆいところに手が届く学習指導をすれば、生徒はラクチンですから評判は上がります。でも、そのことと、本当に学力を伸ばしてあげることとは、ちょっと違いがあります。…

中原道喜「新英文読解法」(聖文新社)

聖文新社は、数学(とくに大学入試数学)に強い出版社です。ところが、同社から出ているこの英語の本は良いと思います。著者は旺文社の「英文標準問題精講」などを執筆しているので有名です。この本は、それらの本ほど解説が詳しくありません。おそらく受験…

 麻生雅久さんの説く数学勉強法

数学の効果的勉強方法について、いろいろな説があります。いぜん、このブログで水野 裕之「大人のための数学」(ダイヤモンド社)をご紹介いたしました。今日は、麻生雅久「数学1A標準問題精講」(旺文社)の「はしがき」からそっくり引用いたします。ぼく…

山田雅彦「授業成立の基礎技術」(東京学芸大学出版会)

いい授業をすることはなかなか難しいです。いつも生徒たちが熱心に授業に参加するとは限りません。教師の話を聞いているふりをしつつまったく別のことに思いを巡らしている生徒もいれば、眠りそうな子もいます(^^;) 授業と関係ない話をしはじめる場合も生じ…

田坂広志「知性を磨く-スーパージェネラリストの時代」(光文社新書)

≪手抜きの目次録シリーズ≫田坂広志「知性を磨く-スーパージェネラリストの時代」(光文社新書) 世界を解釈する知性から、変革への知性を力強く解く一冊です。

岩波新書『ものの言いかた西東』

作家の黒川博行氏が「いま関西弁で小説を書いているのは、僕か田辺聖子さんくらいでしょう。売り上げを考えれば標準語で小説を書いたほうがいいことは分かっているが、そんなことをしようとは思わない。」と、語っていました。微妙な感情、細かいニュアンス…

三田誠広「団塊老人」(新潮新書)

1949年生まれのキノシタ、いわゆる団塊老人です。長年勤めた公立高校を退職。その後、ご近所の甲南女子高校で講師をしつつ、家庭教師としても若者の勉強をサポートしています。とは言え、定年退職者であることにちがいはありません。そのうち、お仕事もしな…

竹内一郎『人は見た目が9割 「超」実践篇』(新潮文庫)

教師は、教室という劇場で生徒という観客を目の前にして演じる主役でもあります。人は見た目が9割 「超」実践篇 (新潮文庫)作者: 竹内一郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2014/05/28メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る......................…

森清氏「仕事術」(岩波新書)

タイトルから、いかに仕事をうまくこなすか的なハウツー本のようですが、もう少し深いところから、いかに仕事に向き合うかを説いてきます。仕事術 (岩波新書)作者: 森清出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1999/11/19メディア: 新書 クリック: 3回この商品を…