先月、図形がらみの問題で「…。また、ABとPQは平行になるから…」って説明すると、生徒T君は「なぜ、平行になるってわかるんですか?」と怪訝な表情。
「そりゃあ、PもQも中点やから中点連結定理でしょ」って説明すると「中点連結定理ってなんですかぁ?」
意外であった(*_*) 数学が得意でない生徒さんなら忘れていることもあるでしょう。はじめから覚えていないことだってあり得ます(^^;)
でも、彼は全統模試などで偏差値65前後をマークする成績の良い高3生です。
中高一貫進学校だと、平面図形を中学の早い時期に終えてしまうので、案外盲点になってしまっているのかもしれませんね。
なにか、補強すべき適切な教材はないかと思ったのですが、思いつきません。
「解法の手引き 数学?幾何編」(科学新興社)は、コンパクトでないし、それに手持ちのものは古くてボロボロに近い状態だし…。
大学受験向けのコンパクトな「図形の定理集」が、ほしいですね。
昔、蛍雪時代(旺文社)の別冊付録でそのようなものがあって、大事に使っていたのですが、阪神大震災のドタバタで紛失したのか見当たりません(;_;)
私のイメージするものとピッタリとは言えませんが、「2度解く!!平面幾何 図形と計量」(旺文社)を使ってテコ入れ中です。