懐かしいブックカバー

きのう、テレビで「本屋さんがどんどん減っている」という話題をしていました。10年前には2万店以上あったのが、いま1万5千店くらいになっているそうです。

それで思い出したのですが、昨年の11月、元町からJRに乗って帰るとき、向かいの座席でおじさんが本を読んでいて、その手許に何気なく目をやったら、紙のブックカバーが駸々堂のものだったのです。

駸々堂は、あちらこちらに店舗をもち、出版もするという大手でした。たしか、10年くらい前に倒産したはずです。

まさか?とおもってさりげなく、でもまじまじと見てみましたが、まちがいなく白地に赤い馬の頭部が2つ並んでいるのをデザインした駸々堂のものでした。

じつに懐かしいものを見せていただきました(^-^) 馬の頭部が2つ並んでいるのは、「駸々」堂から来ているのでしょうね。

ぼくも、トーキョーランダムウォークという洋書屋さんが倒産するらしいというときに、まとめてブックカバーをもらった記憶がありますから、そのおじさんも、ちょっとばかりまとめて持っておられるのかも?

老舗の丸善などもかなり店舗数を減らしています。街から味わいのある書店が、ひとつまたひとつと消えていくのは淋しい限りです(;_;)