「枝雀カムバック2」

「枝雀カムバッ2」に行ってきました。枝雀とは、もちろん落語家の桂枝雀さん(故人)です。

場所は大阪西梅田サンケイホールブリーゼ、8月31日から9月2日の3日間、昼夜2部構成の全6回です。

亡くなっている落語家の独演会です。もちろん、ご本人そのものは出演しません、というかできませんね。大きなスクリ−ンに映像で出るわけです。朝日放送の「枝雀寄席」の映像です。


よっぽどの枝雀ファンでなければ、映像をわざわざ高いお金(前売券2500円/回)を払ってまで行かないでしょう。200〜300人くらいかな?と思って会場に到着したら、900人入れる会場は開演30分前なのにもうほとんど満席状態。亡くなってもこんなに人気があるなんてと、うれしくなりました。



僕は、全6回の通し券を買って、仕事の関係で1日は欠席しましたが(落語好きの息子が代理出席(^^))2日間を堪能しました。




8月31日
昼・「うなぎや」「崇徳院」「船弁慶」  トークゲスト/桂三枝
夜・「宿替え」「皿屋敷」「三十石」  トークゲスト/佐藤しのぶ

9月1日
昼・「夏の医者」「宿屋仇」「替り目」  トークゲスト/藤山直美
夜・蛇含草」「どうらんの幸助」「仔猫」  トークゲスト/芦屋小雁

9月2日
昼・「青菜」「こぶ弁慶」「八五郎坊主」   トークゲスト/桂米團治
夜・「地獄八景亡者戯」「雨乞い源兵衛」  トークゲスト/松尾貴史


最終日の夜は台風接近、警報発令中に「雨乞い源兵衛」って…(^^;)


数十回は行った「枝雀独演会」と同じように、大いに笑いました。そして、もし生きてはったらどんな落語をしてはるやろうと考えると、ちょっと切なくなりました。