30年ぶりの高校数学

前回、永野裕之さんの「大人のための数学勉強法」(ダイヤモンド社)をご紹介しました。大人が数学を再び勉強するには、たとえば電気関係の資格である「電験3種」の受験のため、経済学を深く学ぶため、仕事の関係で統計の知識が必要になったなど、さまざまな理由があるでしょう。なかにはこんな動機もありました。


高校数学の初歩的なことをていねいに説明している、今野和浩「はじめからわかる数学I・A&II・B (センター力UP)」(学習研究社)のAmazonのカスタマーレビューを読んでいたときのことです。こんなレビューが目に入りました。

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『30年ぶりの高校数学 2011/12/29
 塾で高校の数学を教えることになり、あわてて駆け込んだ書店で、まるで私のためにあるような本に出会えました。
教科書と参考書と問題集が一緒になっていて、取り急ぎ高校の数学をおさらいしたいという大人にも十分役に立ちます。』
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う〜ん、30年ぶりに高校数学を勉強され、しかも塾でお教えになるとは! (もともとは数学が良くお出来になる方なんでしょうけれど)

猛勉強の成果が発揮され、よき塾講師となっておられるといいですね。