香港7日目

きょう、帰国です。朝ご飯はやっぱり[蓮香楼]。

点心は、日本の丼に似たもの(正式名:不明)にしました。

上に載っている具は様々ですがこういった丼を3人に1人は、食べています。(写真の半袖ポロシャツのおじさんも食べてます)


日本ではたいてい丼を垂直掘削方式で食べますが、ここでは多くの人が上の具を取り除いて別々に食べたりします。たれの染みたご飯だけ先に食べて、具はあとから食べる人すらいます。

吉野屋の牛丼のご飯だけ先に食べて、上のお肉をあとから食べるようなものですね。


[蓮香楼]の特徴は、爪楊枝です。まったく不揃い。爪楊枝入れに入れてあるのが、長さはばらばら。形状も先の尖ったものやら、両端丸いのやら好き勝手。香港のものがみんなそうかというと、ここが特殊なんでしょう。風情があるというかおおらかというか…(^_^;) それに日本人ほど香港人は爪楊枝を使わないですね。


袋に一本一本入った福臨門(上2枚)や翠華茶餐のものは、両端尖って形が整っていました。


いつものテーブルのメンバーに、「きょう日本に帰ります」と話すと、「そうか、残念だ、こんどはいつ来れるんだ? ここは同じ時間、同じ席にはたいてい同じ者が居る。私たちもきっと来年もその先もここに居るだろう。また、会えるといいなぁ」と言って、私の写真を撮ってくれました。この写真もなかなか良くて(このブログには載せませんですが)遺影候補です。


帰りの地下鉄の広告で、映画「葉問」の最新作の予告編をしていました。タイトルは「終極一戦」。香港ではまもなく封切られるのでしょう。はやく日本で見たいです。


ホテルに戻って、帰国の身支度。


娘・孫といっしょに、香港国際空港線の「九龍」駅がある建物「エレメンツ」へ。この駅で飛行機への荷物を預けてしまえるのでとっても便利。


「エレメンツ」はオシャレな建物で、トイレだってホテル並みに美しい。

お昼ご飯をここで食べようと構内案内図を見ていたらなんと[九龍廳]の文字が!


今回行きたかった3軒のお店で、行けなくてちょっと心残りだった[九龍廳]はここにあったんですね!


予約で満席になっていないことを祈りながら、急いで行きました。ラッキー!席がありました。


店内はクラッシックな感じです。でも新しくて高級感があります。もちろん椅子は破れておりません。

すぐに茹でたピーナッツが出てきました。メニューをしげしげ眺めて、数品選びます。


ここの例湯(きょうのスープ)もおいしい! 例湯の美味しい店は期待がもてます。




最初から最後まで、期待通りのおいしさでした。香港最後の食事をいい形で締めくくれて満足です。


食べ終わったら、エアポートエキスプレスに乗って飛行場へ。あとは日本に帰るだけ。

今までで、いちばん長い香港滞在でした。でもあっという間。とっても楽しかったからでしょう。娘夫婦と孫に感謝です。


また、いつか来られるといいです。[蓮香楼]の同席メンバー、そのときまで覚えてくれているかなぁ?