キノシタの解がよりすっきりしていませんか?

先日、甲南女子高校で「指数対数」の授業中、「クリア問題集数学IIB」(数研出版)の【例題】が分からないというので解説しました。

ところが僕の解と、問題集に書いてある解とが「全然違う!」「先生が間違えている!」と、ブーイング(-_-;)

【例題】はこんな問題です。


キノシタの解は、10を底とする常用対数で考えたものです。 


いっぽう、数研出版の解は、底を2とする対数で解いています。

こっちは、解が分数になってしまいスッキリしませんね。


僕の解のほうがきれいだと思うのですが、生徒にとっては僕より数研出版に権威があるようです(^^;)

数研の解を、底の変換公式などで変形して、僕の解と同じになることをやってみせると、ようやく納得してくれました。ヤレヤレ。