拙ブログの2009-11-29で「3円柱が直交する交差部分の体積」(2005年東大)について書いたことがあります。
この立体の見取り図を描くのはとても難しく、苦労して20分ぐらいかかって描けました。というような内容でした。
昨年11月に発売された齋藤寛靖「大人のための東大数学入試問題」(講談社)では、この東大の入試問題をp102〜p112にわたって丁寧に解説しています。
今なら解ける!大人のための東大数学入試問題 (KS理工学専門書)
- 作者: 齋藤寛靖
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/11/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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とりわけ著者は予備校の授業で、今ほど3DのCGが一般的でなかった時代から苦労して立体画像の動画を作成していたこともあって、この本でもわかりやすい解説図を使って説明しています。
果たしてタイトル通りに大人が「よお〜し、一丁東大の入試問題でも解いてみるか」と本書を手に取るかどうかは怪しいですが、難関大希望者は一度手に取ってみてはいかがでしょうか