うっかりキノシタ

 MN君(高校2年)の夏休みの目標は、青チャートで数学1Aの復習。精力的に取り組み、「確率」まで進めました。

 基本例題の55です。

(1)は簡単です。

(2)は、ちょっと考えなくてはなりません。いつもキノシタは、下のようにチャートの方法と同じように解いておりました。


MN君はそう考えず、2周目にAに止まる確率から(1)の1周目でAに止まる確率を引けばよいと考えたのです。なかなかいいですね。


ところが、その結果はマイナスに??

MN「考え方が間違ってますか?」
キノシタ「間違えていないよ、計算ミスかも?」

MN「計算し直しても、やっぱりマイナスになってしまいます」
キノシタ「う〜ん、どこが間違えているのかなぁ?」

しばらく経ってから (1)の結果をそのまま使えないことに気がつきました。初歩的ミスですね、お恥ずかしい。

下のように、1周目も2周目もAに止まる確率を引くべきだったのです。


「別解も考えて臨む」ことを心がけていたのに、MN君のこの考えを浮かべなかったのは不覚です。