光陰矢のごとし

家庭教師の仕事を終え、ジュンク堂芦屋店で届いていた本を受け取り、JR芦屋駅のホームでぼんやり電車を待っていると、なんとなく見覚えのある若い女性が同じように電車を待っています。

彼女も僕に気づいてくれたようで、「あっ」という表情に。僕の人まちがえでなかったようです。「お久しぶりですねぇ!奥Dさん」と声をかけると「わぁ先生、ちゃんと私の名前を覚えてくれてはるんですね、うれしい」(キノシタ耄碌しているので、名前がパッと浮かばないんですが、このときは瞬時に出ました、よかった〜)

甲南女子高校で、彼女が高校1年生の時に数学を教えていたんです。「もうすぐ、社会人なんですよ」というのでびっくり! 清楚な感じでまだ2回生くらいかなと思ったのに、もう大学4回生になっていたんですね。就職の内定も決まり、最後の夏休みです。

それにしても、彼女たちを教えていたのがほんの2,3年前のように感じているのに、月日のたつのは本当に早いです。来春、彼女たちは社会人。いい人生を歩んでほしいです。