「近畿算数数学研究大会」に行ってきました。

秋の京都は美しい! 京都で開催された第63回研究大会に行ってきました。

午前の記念講演は、数学者でジャズピアニストの中島さち子さん(http://sachikomusic.web.fc2.com/)「論理と情緒が交錯する創造の世界(音楽・数学)」をテーマで話されました。興味深い話題が次から次へと語られ、1時間だけでなくもっと聴きたいと思わせる講演でした。


一昨年の新井紀子さんや今年の中島さち子さんのお話を聞いていると、いわゆるリケジョの生き生きした魅力がこれから若い女性にもっと広がるのでは、と感じました。


午後からは、小中高それぞれ分かれ分科会での研究発表。キノシタは第六分科会の「入試問題研究・自由研究」に参加しました。

ネットで数学指導の資料を提供しておられる大阪府立千里高校の谷口美喜夫先生(http://www.geocities.jp/mikiotaniguchi/math/)も発表者のお一人におられるので、直接お目にかかって一言お礼を申しげたかったのでした。

ぼくの勝手な想像では50代後半の方と思っていたのに、もっとお若い方でびっくり!本日ご用意された資料も完成度の高い素晴らしいもので、僕のこれからの数学指導にとても役立つものでした。

キノシタのように学校現場から離れると、いままでの指導法を漫然と続けているのではないか、いつの間にか独りよがりな教え方になってしまうのではないか、そんな不安が常にあります。

退職してからもこのような研究会に参加している者は珍しいようですが、教科指導の創意工夫をされている現職の熱い教師たちから多くのことを学べる貴重な機会です。来年は和歌山県です。元気で参加できますように!