「相加平均と相乗平均の関係」って数学IIで習いますね。
どの教科書にも書かれている基本事項です。
ただし、大切な前提条件があって、たとえば2つの数の場合、
2つの数がともに正でないと成り立ちません。
このことは、授業中にくどいほど言われているはずですね。
では、もし2つの数がともに負だったらどうなるか? ちょっと考えてみましょう。
この性質は、こんな問題に利用できます。
[ 問 ]
[ 解答 ]
このことは、案外どの参考書にも書かれていません。でも、たまに役立つことがあるんですよ。