東京書店巡り(第2弾)2日目

目が覚めたら、もう9時前。シャワーを浴びてからお出かけの支度。隣の「丸善」に寄ってから、お昼ごはんは[LA BETTOLA da Ochiai](銀座)。

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朝に予約を入れたら運良くOKでした。ウニのパスタ・仔羊の香味焼きが良かったです。 

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まわりは、ほとんど若いカップル。家族連れや友人グループもちらほら。おっさん独りはキノシタのみでした。「孤独のグルメ」だ。

 

ランチのあとは「かもめブックス」を目指します。この書店は、本の校正・校閲を行う鴎来堂が運営するということでも有名です。

 

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本の選び方や並べ方もひと味違っていて、魅力的な本屋さんです。併設されているカフェも感じがいいです。やく2時間滞在していました。他店ではお目にかからない草駒出版の葬儀関係の本を1冊購入。この日はあたたかく、テラスでお茶するお客さんの姿もありました。

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つぎは、西荻窪にある「旅の本屋のまど」へ。東京の地名・地理感覚がほぼゼロのわたくし、賢い助手のGoogleMap君がいなかったら、移動にきっと手間取っていただろうなと思います。

 

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この本屋さんを訪ねるのは、来年にも訪れたいバスク地方に関する本を探すためです。店内、旅の本やパンフレットでいっぱい。バスク関連の本も揃っていましたが、もう所有しているものばかりでした。ちょっとがっかり。

でも、店内をぶらついて面白そうな本をあれこれ手にとって眺めていると、もう気分は世界旅行です。雑誌「Coyote」(2016冬号 )購入。 

COYOTE No.57 平松洋子 本の丸かじり

COYOTE No.57 平松洋子 本の丸かじり

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: スイッチパブリッシング
  • 発売日: 2015/11/15
  • メディア: 雑誌
 

 
なんと、平松洋子さんと東海林さだおさんはここ西荻窪にお住まいだ、と始めて知りました! お二人の対談もおもしろい。いい雑誌を拾えたなぁと、レジカウンターに向かうと、パンフレットやミニコミが載っている平台に、立派な本が積んであります。「ビルバオ街歩きガイドブック」。

 

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この本は持っていませんよ。オールカラーで上質紙、内容も充実、200頁もあります。2~3千円はしそうですが、これを見逃すことはできません。定価の表示がないので「これも買います」とレジで手渡そうとすると「持って帰ってください」。ビルバオ政府観光局発行の無料配布ガイドブックだったのです! 本屋巡り、思わぬ発見がある好例ですね。

西荻窪駅への帰り道に「今野書店」がありました。

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「うン? この本屋に見覚えがあるぞ!」 しかし、この駅に降りたのは人生初。デジャブ? いや、たしかにこのみどりの看板は見たことがある。中に入っていくと、いい本屋の景色が広がっています。学習参考書の棚もちゃんとあります。こんな本屋さんが家の近所にほしいです。


どうして見覚えがあるのか?いろいろ考えると、月刊誌「本の雑誌」の巻頭カラー頁に書店の紹介があるので、それなのかもしれません。明日は「東京堂書店」に行くので、そこの「本の雑誌社」コーナーで確認してみることに。

晩ごはんは、恵比寿の[吉田ハウス]の予定。夜中の3時までしているそうなので、しばらく待てば座れるだろう、と思っていたら大間違い。「すみません!きょうはご予約の方のみになっております」 ガーン!当てが外れました。内はカップルばかり、そりゃそうだ、クリスマスイブだもんね。

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しかたなく、とぼとぼ駅に戻ります。途中に、品書きやエビの絵を描いてあるお店があって、おもしろいなと見ていると、入り口でたばこを吸っていたご機嫌な中年男性が「ここはぜったいおすすめ!まちがいないです!」と、怪しいお店の呼び込みも負けそうな勢い。思わず引きずり込まれました。


[魚屋きいもん]。店内はお魚を焼いている美味しいにおいでいっぱいです。カップルはいなくて、家族連れやグループのお客さん。どうやら常連さんが多いお店ですね。カウンターの隣のお仕事帰りの女性お二人は、「もうすぐ30歳、結婚したいね」というお話で夢中でした。


僕はお刺身盛り合わせ+のどぐろの煮付け+ノンアルコールビール+白飯(小)で満足。特にのどぐろの煮付けは良かったです。

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お酒も飲めないのに引きずり込まれた僕に恐縮されたのか、店外で見送っていただき写真撮影にも応じてくださいました。笑顔が優しい感じの良い木原店主でした。

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ホテルに戻ると、品良くクリスマスの飾り付けがされていることに気がつきました。

 

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