もと同僚と居酒屋[いく亭]で会う

同じ職場で働いていた人と会うことはしばらくありませんが、きょう久しぶりに昔の同僚と語りました。

場所は阪神御影駅そばの居酒屋[いく亭]、同駅の北側で毎日屋台をだしていた串カツ[いくちゃん]の息子さんのお店です。

 

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昔の同僚は、牧秀一氏。公立高校教員をしながら、阪神大震災(1995年)直後から被災した高齢者の訪問を行うNPO法人「よろず相談室」(神戸市東灘区)を立ち上げその理事長を続けてきました。テレビや新聞にその活動が紹介されてきたのでご存知かもしれません。(詳しくは、岩波ブックレットを参照  ↓  )

 

被災地・神戸に生きる人びと―相談室から見た7年間 (岩波ブックレット)

被災地・神戸に生きる人びと―相談室から見た7年間 (岩波ブックレット)

 

 
その彼がこの春に理事長を退任することを決断。その後は被災者から聞き取った話を「証言集」として本にまとめる予定で、編集や印刷に必要な120万円の資金はクラウドファンディングで寄付を募る計画を立てています。
https://a-port.asahi.com/updates/hanshin-syogensyu/

牧さんとは長い付き合い。プライベートなことも含め腹蔵なく語り合える友人です。

僕は退職後も、若い人たちと勉強を通じて付き合うことをしてきています。そのことで未来や希望を共有しています。

それに対し、牧さんの活動は被災した老齢な人々を支えるものですが、お歳でお亡くなりになることまで食い止めることはできません。僕に比べると何倍も疲弊する活動を続けてきたのですから、(本人にはしゃくだから言いませんが)ほんとうに尊敬できる友人です。長い間、ほんとうにごくろうさんでした。

あれこれ語り合って[いく亭]には、開店直後から3時間以上も滞在。どれもこれも美味。とくに「ばら肉のたたき」「すじ大根」が良かったです。

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