まだ、ありました!
●摂南大(2019年)
1000人に1人の割合でかかると言われているある病気に対するスクリーニング検査(病気にかかっているかどうかを調べる検査)の精度は、99%であるとする。すなわち,その病気にかかっている場合は99%の割合で病気にかかっていると判断され、病気にかかっていない場合は99%の割合で病気にかかっていないと判断される。この検査を受けて、病気にかかつているとの結果が出る確率を求めよ。
また、病気にかかっているとの結果が出たとき、本当に病気にかかつている条件付き確率を求めよ。
●慶応義塾大(2018年)
1000人の集団があり,そのうち5人がウイルスに感染している。
この集団に対して検査方法Aを用いて、ウイルスに「感染している」か、「感染していない」かを判定する。検査方法Aでは、ウイルスに感染していない人に対して「感染している」と判定をする確率が3/1000であり、ウイルスに感染している人に対して「感染していない」 と判定をする確率が、1/1000である。
(1)ウイルス感染している人が、検査方法Aでウイルスに「感染している」と判定される確率を求めよ。
(2)この1000人の集団から1人を検査方法Aで調べたとき、ウイルスに「感染している」と判定される確率を求めよ。
(3)この1000人の集団から1人を検査方法Aで調べたとき、ウイルスに「感染している」と判定された。 この人が実際には感染していない確率を求めよ。
※なお、上記2題はすべて穴埋め形式の出題でしたが、書き換えました。
それにしてもよく出題されていますね。さらに、見つかるような気がします。