(前回の続きです)
そんな数学落ちこぼれのT先輩、数学をバリバリ使う天文学の学者に!
『それなのに、 のちに私はアインシュタインの一般相対論を学ぶのに必要なテンソル解析やリーマン幾何(非ユークリッド幾何)を勉強し、それらの恐ろしい記号にもなじむことになった。』
『その後、私は大学の教壇で、定年まで15年以上にわたり「物理数学」、特に、多変数関数やベクトル解析といった物理学や天体物理学に必要な数学を教え続けた。 それ以外にも天文学に必要な球面幾何などを教えた。』
えぇ~! 「まぁ、なんと言うことでしょう!」とTVの「ビフォア・アフター」のセリフが思わず口から出そうな、大変身。
(つづく)