別解を考える
Kさん(私立女子中学3年生)、学校では高校1年生の数学を勉強中。
数研の教科書「数学A」の
第3章「整数の性質」第1節「約数と倍数」の問題8(p139)はこんな問題です。
.................... 問題8 ..............................
は整数とする。次のことを証明せよ。
は
の倍数である。
............................................................
学校の授業での解答は、を
の余りで分類する方法でした。
................. 解 .....................................
すべての整数は
、
、
(
は整数)
のいずれかで表される。
ⅰ) のとき
=
=
ゆえにの倍数である。
ⅱ) のとき
=
=
=
ゆえにの倍数である.
ⅲ) のとき
=
=
=
ゆえにの倍数である.
ⅰ)ⅱ)ⅲ)より、 は
の倍数である。
...........................................................
Kさん、「このの余りで分類する解答ではなく、最近学んだ、
連続する2つの整数の積はの倍数になる、
連続する3つの整数の積はの倍数になる、
みたいなのを利用する解答はできるんでしょうか?」と質問してきました。
そこで、作ったのが下の別解です。
................. キノシタの別解 ........................
=
=
=
=
=
ここで は連続する3つの整数の積なので
の倍数。
も
の倍数。
したがって は
の倍数となるので
は
の倍数である
...........................................................
Kさん、自分でも考えてみたそうですが、=
と変形することを思いつけなかった、とちょっと残念そうでした。
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