『本の雑誌』2013年12月号

≪最終日の海文堂では、いくつもの涙に遭遇した。顔なじみの書店員に目元をおさえながら挨拶する人、レジでオリジナルのブックカバーを纏った単行本を手にして思わずこみ上げる人。寂しさ、無念さの後に続く、自分の街の書店を顧みなかったことを悔やむ言葉を、どれだけ耳にしたことだろう。≫『本の雑誌』2013年12月号より

12月号は「町から本屋が消えていく!?」の特集で、冒頭は青山ゆみこさんの「最終日密着ルポ 海文堂書店の長い1日」であります。

閉店してからほぼ2ヶ月。いい弔辞を読ませていただいた気分です。

本の雑誌366号

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