とうとう、自炊生活をスタートしました。でも、単身赴任になった、奥さんに逃げられた、そんなのではありません。自炊といっても料理ではなく、本をパソコンに取り込むことです。
本や雑誌がどんどん溜まって私の部屋からあふれ出し、なんとかして欲しいと前々から言われていたのです。ところが、不要な本を処分しても、まだまだ減りません。どうしても必要で毎号購入する雑誌が、増え続ける一方です。
そこで対応策として自炊。雑誌のとじしろを切断、いったんバラバラにして、
スキャナーで読み込ませて、pdfファイルとしてパソコンに保管。必要に応じて必要な頁を見ることも印刷することもできます。
裁断用にDurodexのSTACKCUTTER（写真上）、スキャナーはCanonのDR-C225W（写真下）。この両者の組み合わせはなかなかの優れもの。雑誌「大学への数学」１年分１２冊を裁断し、かなり精度の高い解像度(600dpi)で読み込んでpdfファイルにするのにほぼ１時間で済みます。「あまから手帖」のようにカラーの多い雑誌は、読み込みにもう少し時間がかかります。
本を本の形のままで保管できないのは残念ですが、みるみるうちに雑誌の山が消えていき、久しぶりに書棚にすき間が生まれると気持ちが良いです。
