降灰とは灰が降ることですね。火山灰が降ってくるようなときに使います。僕は「こうはい」と読んでました。小学生じゃありませんから声を出して読んだりはしませんが、黙読しているとき心の中で「こうはい」と言ってました。
高島俊男さんの「本が好き、悪口言うのはもっと好き」(ちくま文庫)を読んでいると、こんな文章がありました。
- 作者: 高島俊男
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2018/08/08
- メディア: 文庫
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雲仙普賢岳関係のテレビニュースを見ていたら、灰が降ることをアナウンサーがしきりに「コウハイ」「コウハイ」と言っている。「またまた、バカなアナウンサーがバカなことを……」と思っていたら、ほかの局のアナウンサーも言っていた。どうも1人や2人でないらしい。
もちろん「降灰」は「コウカイ」である。
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ガーン!! キノシタもず〜っと間違えてました。
そういえば、「灰燼に帰した」は「カイジンニキシタ」と読んだことを思い出しました。
もうすぐ69歳になるというのに、まだ母国語もいいかげんとは情けない(^^;)