韓国が36位、日本は80位

いっこうに進歩しないが、執念深く続けている「DMM英会話」
先日、教材の Daily News に、こんな記事がありました。

タイトルが『South Korea Ranks 36th for English, Japan 80th』
英語力で韓国が36位に、日本は80位だ、という内容です。

...............引用....................

Japan's national score is 475, putting it in the "low" proficiency band along with countries like Turkey, Sri Lanka and Colombia.

Seoul has the highest proficiency score of South Korea's cities with 580, while Tokyo is the number one city in Japan with 522.

(日本の国別スコアは475点で、トルコ、スリランカ、コロンビアなどと並んで「低い」習熟度グループに入っている。)

(ソウルは580点で、韓国の都市の中で最も高い習熟度スコアを持っており、東京は522点で日本で1位の都市となっている。)

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日本の英語力が、トルコ、スリランカ、コロンビア並み、お隣の韓国に負けている! こりゃなんとかしなくては、と大人たちがいきり立って、小学校で英語教育が始まったのでしょうかね? 

近所の公園には、英語しか使わない保育園の子たちがやってきます。幼児用英語教室も盛んです。

でも、英語教育の専門家として有名な鳥飼玖美子さんは、「子どもの英語にどう向き合うか」(NHK出版新書)の帯で、こう書いてます。

「英語塾に焦って行かせなくても、大丈夫。母語を育てることが、将来、使える英語につながります。」

 

アジアで英語ランキングのトップ10に入っていても、それらの国がすべて産業の豊かな国とは言えません。

私見ですが、英語の力以上に国の土台として重要視しないといけないのは、理科や数学など科学の力ではないかと思います。もちろん、国語の力もです。