≪2023年私的ベスト1≫

≪2023年私的ベスト1≫
★日々のあれこれ部門
 コロナの影響でながらくお預けになっていた、スペインバスク地方への旅行がようやくできました。これが2023年のベスト1です。
 

★家庭教師お仕事部門
 高校3年生が多い年でした。そのうち3名が、年内入試(推薦入試など)ですでに合格、来春の入試を待たず進路が決まりました。これは過去最大人数です。
 (これからが本番の、共通テスト受験組の健闘を祈ります。)
 
★美味しい部門
 [KOKOTXA]
 世界で一番の美食の街と言われるサンセバスチャンのレストラン。できれば再訪したいです。
 
★本部門 お仕事が多忙で、あまり読めず。
 辻真先「たかが殺人じゃないか」(創元推理文庫
  昭和24年(私が生まれた年)に起きた殺人事件。本格ミステリです。

 

佐藤友則・島田潤一郎「本屋で待つ」(夏葉社)
  <待つ>にはいろいろな意味が。本屋で人は育つのだ。

 阿川弘之「食味風々録」(新潮社)2001年発行 
  昔の文士や文化人の名がたくさん登場。みなさん美味しいものがお好きですね。

  

★雑誌部門 活字より目で見て楽しめるほうにだんだん比重が。いつも以上にたくさん雑誌を買いました。
 「散歩の達人」8月号
  いまいちばん訪れたい街、西荻窪荻窪の特集でした。

 

「Tokyo Slowly2] (No2)
  銀座の洋食店特集、写真がきれい! いますぐにでも食べに行きたいぞ。

 

★映画部門
 「アメリ
 コロナが収まっても、映画館と縁遠くなってしまい、一度も足を運ばずでした。観たのはたった一本これだけ。バスクからの帰路、エールフランスの機内にて。ずいぶん昔に観ている作品で、いろいろ忘れていました。おしゃれな映画です。

アメリ(字幕版)

 

★テレビ部門
 「ブラタモリ
  アシスタントが野口葵衣アナになってから、魅力倍増。タモリさんとの距離感が良い案配です。ときどきその場に最も適切な言葉や合の手?を入れるのには感心いたします。
 テレビ東京の「家について行っていいですか?」は、毎回いろいろな人の人生が知られて、まるで凝縮されたドラマのよう。
  (長年ごひいき番組だった「探偵ナイトスクープ」。松本局長になってから雰囲気がなんとなくよろしくないのがとても残念です。)

 

 2023年、なんだかいそがしい1年でした。これも健康であればこそ。みなさんに感謝です!

指定校推薦で同志社大学合格 (^_^)v

このブログにときどき登場する高3生のAさん。

eisuukinoshita.hatenablog.com

昨日、ぶじに同志社大学商学部から合格の通知が届きました。

 

9月上旬には私立S女子高校の校内選考で同志社の指定校選考にパスしていたので大丈夫とは思いつつ、大学からの正式な合格通知を得られるまでは心配でした。

Aさん、高校生になってからメキメキ数学の力がつき、たいていクラスのトップでした。10段階評価の通知表も常に9か10。

クラスメイトのみならず先生方からも当然理系の道に進むものと思われていたようで、Aさんが文系志望と聞いて驚いたそうです。

高校で、有名大の指定校推薦枠を獲得するのは狭き門です。文系志望なら文系科目で高評価をとるのは当たりまえ、理系科目でしっかり好成績をとることで競争相手と差をつける作戦が功を奏したと言えますね。

しっかり勉強した数学、きっと大学でも役立つことでしょう。

死語だった!

いつもの「コワクラ」(阪急夙川駅南すぐグリーンタウン3階)で、高校生と数学を勉強していると、鉦や太鼓それに軽やかなクラリネットの音色が聞こえてきました。

「あれは、なんですか?」と高校生はいぶかしげ。
「えぇ あれはチンドン屋さんですよ」
チンドン屋って、なんですか??」

いまどきの高校生は、チンドン屋をまったく知らないのですね。
むかしは商店街の大売り出し、お店の新規開店など、陽気な演奏とともに広告チラシを配ったりしていたもんです。

今回は、コワクラの入っている夙川グリーンタウンで使えるお得な割引商品券(5000円で6000円分使えます)の宣伝だったようです。

あとで見に行くと、本職のチンドン屋さんではなくわが後輩、神戸大学の学生さんたちのグループでした。

 

近畿大学一般公募推薦合格 (^_^)v

私立高校3年生のKY君、昨日めでたく近畿大学情報学部情報学科の合格通知を受け取りました。一般公募推薦入試でした。まだ11月なのに、はやくも大学入試の合格発表があるとは驚きですね。

 

 

近年、入試の形態が多様化。本来「推薦入試」の場合、合格すればその大学に必ず入学することが前提となっていましたが、いまはそうではありません。実質上の0次一般入試と言えそうです。

初戦を見事勝利したKY君、さらに他大学の合格も目指して受験勉強を続ける予定です。

初の海外大学受験合格

2022年に1年間カナダの高校に留学していたK君。

eisuukinoshita.hatenablog.com

高3生として日本に戻ってきて、志望大学をどうするのか真剣に考えた結果、カナダの大学を受験したいと強く希望。

ご両親は、海外での大学生活にいろいろな心配を持っておられましたが、最終的には承諾されました。

途中で、IELTSなど英語のスコアが伸び悩んだ時期があり、私もやきもきしたこともありました。

しかし、あきらめずに努力を重ね挑戦した結果、先日第一志望のカナダ「Simon Fraser University」から合格通知が届きました。

 

日本の大学を受験せず海外の大学を受験する高校生が増えていることはニュースなどで知っていましたが、私の生徒がそのひとりになろうとは予想外です。

K君、合格が決まっても、まだまだ英語の力を伸ばす日々が続いています。

薬袋善郎先生『黄リー教』でおふざけ?

Frame of Reference(英語構文の判断枠組み)方式で英文読解を教える薬袋善郎(みないよしろう)氏、多くの著書があります。

品詞の働きと活用の相互作用を、これでもかというくらい徹底的に分析して、とことん理詰めで英文を解読する方法で、その指導法に多くのファンがいます。(アンチも多いようですが)

数年前、「英語リーディング教本」(研究社)を読ンだことがあります。とにかくわずか数行の短文をまるで解剖するかのように読み解いていくのです。

ずぶん堅苦しい四角四面の先生だなぁ、という印象でした。

ところが、最近の著書「基本文法から学ぶ英語リーディング教本」(通称:黄リー教 研究社)を読んで、その印象は一変。

 

P124「受け身の作り方と捉え方」にこんな一文が。


<「のうどうぐま」「じゅどうぐま」ではありません。>

う~ン、小生同様、あんまり受けない冗談を言えるお方なんだと親近感がわきました。