先月末、本棚のなかから何気なく村上春樹さんの「やがて哀しき外国語」を取り出して読もうとしたら、十年以上前に勤めていた○○高校の図書館の印が押してあるではありませんか！もうびっくり(@_@)
「ええっ！これって自分で買ったとばかり思い込んでいたけれど、学校の図書館で買ったンや」
僕は「数学」の教員免許のほかに「学校図書館司書」教諭の免許があり、長年その高校の図書室の担当をしていました。生徒に勧める前にまず読んでおこうと思って、自宅に持って帰ったのでしょう。
僕自身、村上さんの本はほぼ全部持っていたので、この本も自分の本棚に入れて、いつの間にか自分の本と思い込んでしまったのですね(^_^;) これって、りっぱな業務上横領なのでは…
あわてて昨日返しに行きました。久しぶりの職員室は、ちょっと緊張しますね。幸いなことに顔見知りの元同僚が何人もいて、その内の一人がいまの図書館担当でした。
みんなからちょっと「いじられ」ましたが、なんとか無事返却できました。ヤレヤレ。
