梅雨の晴れ間、ぶらぶらとお散歩に出かけました。
東の方に歩いていくと、いつの間にか芦屋市立打出公園にたどり着きました。
村上春樹さんの「風の歌を聴け」に出てくる猿のいる公園のモデルとなっている公園です。僕らも子どものころから「おさるの公園」と呼んでいました。
当時は、たいわんざる7匹やリス、また鳥のケージにはインコやクジャクもいたような記憶があります。
いまは、なにもいなくなり、猿の檻だけがぽつんと残っていました。
そのあと、すぐそばの打出の図書館(芦屋市立図書館打出分館)に足を運びました。現在、芦屋市立図書館本館は伊勢町にありますが、昔はこの打出の図書館が本館でした。改築されて新しくなっていますが、当時の面影を残す重厚な石造りの建物も残っていました。
村上春樹さんは高校時代、この図書館でよく勉強していたそうです。僕も高校・大学時代によく通っていたのですが、すれちがった記憶がありません。学年が1つちがいだったので、中学校や高校の校内ではしばしば見かけていたのですが…
図書館からJR芦屋まで歩いて、ジュンク堂芦屋店で「本の雑誌」を買って家に帰りました。ひさしぶりにたっぷりと歩いた1日でした。