久しぶりの精中応援隊「学び家」へ

我が母校、芦屋市立精道中学校の学習支援ボランティア「学び家」は、コロナのせいで2年間中断していました。
ようやく感染状況が安定して、今期より再開することに。

久しぶりに訪れた母校は新築工事中、まもなく完成しそうです。


私の時代からある体育館は、もうすぐ取り壊すとのこと。見納めです。

台風が来たら屋根がめくれて雨漏りしたりしつつ、よくがんばってくれました。

以前は図書室が会場でしたが、今回から新校舎4階のフェニックスホール。広くてエアコン完備。期末考査を前に、熱心に勉強しようと中学生がやく40人が参加しています。

PTAなどのボランティア応援隊員は数名。私が最年長かと思いきや、1年先輩の16回生の方がおられました。つまり、村上春樹さんと同級生ですね。

あっちこっちから質問が飛んできます。数学だけでなく、英語や理科も。
「この列車は東京行きです」を英語で言うと(中1でboundって使うかな?)。
「光の屈折・反射」、「二酸化炭素で石灰水が白濁」(ありゃ化学反応式がパッと出てこないゾ)。
体細胞分裂ってなんですか?」(それは私が聞きたいヨ)

それでも、生徒たちの教材を見ながらなんとか解説すると分かってくれました。ヤレヤレ。

数学を教えています、と言うと、頭を使っているから呆けませんね、と言われることがあります。
たしかに難関大学の入試問題を考えるときは頭を使っていると思えます。それ以外のときは案外ルーチンワークで、脳の決まった部分しか動かしていないかもしれません。

「学び家」では、見知らぬ生徒と真剣勝負の他流試合。脳みそはフル回転! 2時間が終わるとグッタリします。