きょうは、午前中「つばめ学習会」東灘教室へ。ボランティア先生をするためです。
先生の数より、生徒さんの参加が多くて、主催者から、私は中2と中3を担当するように、と依頼されました。別々の公立中学校の女子生徒さんです。
(キノシタが写真中央のマスク姿で写っています。https://ameblo.jp/hanshin-tsubame/image-12775403578-15205446788.html)
中3の数学は、学校からもらったプリントで「円」の問題です。
これがなかなか手ごわいですよ。
(写真 ↓ は、そのごく一部です)
中学校では習わない(高校の「数学A」の範囲)円に内接する四角形の角度の性質や接線と弦とのなす角がその弦の円周角と等しい(通称「接弦定理」)を用いないと、ずいぶん遠回りな解答になりそうです。
公立中学校の範囲内で、これを授業でどのように説明なさるのか、興味がわきます。
さて、中2の生徒さんは、いま学校で習っている英語がちょっと分からないそうで、「動詞の比較級で困っています」とのこと。
(えぇ~、動詞の比較級って!? そんなの知らないよ~。困ったな!)
とりあえず質問します「教科書で<動詞の比較級>の文が出てくるのは、どこでしょうね?」
彼女が指さしたのは
I like meat better than fish.
Which do you like better,tea or coffee?
のタイプの文でした。
たしかに「~よりも・・・が好き」ですから、意味から考えると動詞(好き)の比較級と思うのもムリはありませんね。
「比較級は形容詞・副詞」と決めつけ覚え込んでいると、生徒の思いや感覚に気がつかないまま過ぎてしまうかもしれません。
ていねいに説明すると分かってくれて、かんたんな英作文も作れるようになりました。
ボランティアで学習援助をおこなうと、まったく馴染みのない教材と生徒に出会えます。そのことで、新たな気付きや発見が得られ、マンネリ化を防ぐ私の学習する場にもなっています。