「わかった!」は、まだスタートの位置です

「あっ!そういうことか!」「なるほど。よく分かりました!」「なんだか、スッキリしました~」そんな言葉を言ってもらえるのが、家庭教師をしている醍醐味です。
ところが、テストの点数がよくなるとは限りません。

生徒は「霧が晴れるように、すっかり理解できた。もう大丈夫だ!」と安心していたのに、戻ってきたテストの答案用紙を見てションボリしていることはよくあります。

手品を見て「どうなってんの、とってもふしぎ??」と思っていても、種明かしを知ると「な~んだ、そうなってるのか! 簡単なトリックだったんだ」と、納得します。

でも、種明かしを知ることと、自分でその手品を鮮やかに演じられるのとはぜんぜん違いますね。

数学もいっしょです。テストで楽々と解けるようになるには、かなりの練習が必要なんですよ。