三角関数→単位円描け!

まもなく、中間考査の時期です。


某男子高1年生の生徒さんの範囲は、「ベクトル方程式・空間ベクトルの一部」と「漸化式・数学的帰納法」とたっぷりです(^^;)


テスト準備中、教科書(数研出版「体系数学4」)を見る必要があって、パラパラしていたら、三角関数
sin(θ+2nπ)=sinθ cos(θ+2nπ)=cosθ tan(θ+2nπ)=tanθ
sin(-θ)=-sinθ cos(-θ)=cosθ tan(-θ)=-tanθ
sin(θ+π)=-sinθ cos(θ+π)=-cosθ tan(θ+π)=tanθ
sin(θ-π)=sinθ sin(θ-π)=-cosθ tann(θ-π)=-tanθ
sin(θ+π/2)=cosθ cos(θ+π/2)=-sinθ tan(θ+π/2)=-1/tanθ
sin(π/2-θ)=cosθ cos(π/2-θ)=sinθ tann(π/2-θ)=1/tanθ
の部分(網掛けになっている)が、彼は丁寧にマーカーで塗っているので、目に飛び込みました。


「この部分を全部覚えたの?」と聞くと「覚えました。今は忘れました!」と言うのです。


−が付いたり付かなかったりするのも、sinもsinのままであったりcosに変わったりするのも、なぜかは分からずとにかく丸暗記したらしいです(^_^;) 理由も分からず丸暗記すると、こんなややこしいのは忘れるのがあたりまえでしょう。


「こんなん僕も覚えてないよ。単位円描いたらすぐに分かるんやから。」というとビックリした様子。

三角関数の部分を彼が勉強しているときは、僕がまだ付いていなかった時期でしたので、たくさんあるこれらの式の成り立ちを図でまだ説明していなかったのです。


いまはテスト範囲のベクトルと漸化式で、三角関数どころではありません。また時間のあるときに、ゆっくり説明することにしました。


三角関数→単位円描け》が僕のスローガンです(^_^)/