《2011年私的ベスト1》

 いろいろなことが起こった2011年でした。私的に今年を振り返ってみました。

★映画部門
 『導火線 FLASH POINT』
 主演はドニー・イェンです。『イップ・マン 葉問』『イップ・マン 序章』でドニー・イェンのかっこよさにやられてしまい、すっかり彼のファンです。この作品のラストシーンの悪役とのアクションは、息をするのを忘れるくらい見応えがありました。学生時代、僕は少林寺拳法をかじったことがあるので、彼の鍛錬のすごさに圧倒されます。


★本部門
 『世界の夢の本屋さん』(エクスナレッジ社)
本屋さん大好きの僕にはうっとりするすばらしい本です。世界の夢の本屋さん
ちょっと高いので買うのをためらっていました。ところが数年前、オランダ・ベルギー旅行の際、ブリュッセルをぶらぶら歩きしていたときに、たまたま出くわした感動的な本屋さん「トロピスム書店」が掲載されていたので、思わず買ってしまいました。写真もすばらしいです。


★美味しいもの部門
 『あめ婦』
 日本料理です。初孫のお食い初めで訪れました。いまの場所(JR芦屋北、山手幹線沿い)に移転する前の宮川沿いのお店には行ったことがあります。そのときよりもずいぶん美味しく感じました。だんだん年齢的に日本料理が舌に合ってきたのでしょうか。


★赤面部門
 『N野君事件』
 家庭教師の帰り、夜の10時半頃、東灘警察署前のバス停でぼんやりバスの来るのを待っていました。そこに一台の車がすーっとやってきて、目の前で停まりました。ハンドルを握っている男性がこちらを向いてなにやら話しています。顔を見ると、なんと後輩のN野君です。阪急六甲付近で働いているので、いま芦屋へ帰るところなのです。たまたま僕を見つけて、「家まで送りましょうか」と言ってくれているのでしょう。ありがたいことです。僕もニコニコしながら「いま仕事の帰りなん?おそくまでがんばってるんやねぇ」と話ながら、車に乗せてもらおうと一歩踏み出すと、その男性「JR住吉駅にはどうやっていけばいいですか?」 よく見れば、まったくの赤の他人、N野君ではありませんでした(^_^;) その男性にしてみれば、道を聞こうと思ったら、先ににこやかに近づいてきて馴れ馴れしく話しかけられ、きっと奇妙におもったことでしょう。それにしても、うり二つ、よく似てました。