前回、ご紹介した手強い極限の問題。
その後、かなり強引な変形をして、予想通り「無限大に発散する」と求められました。
しかし、「これは、定期テストの問題としてはふさわしくない」と思っておりました。やはり、出題のミスで、全員に得点を与える処理をなさったようです。
厳しいことを言うようですが、定期考査の出題ミスは教師への信用をなくす一因です。
その対策として、考査問題を作成した後、忙しくても必ず虚心に自分で解いてみることです。
また、50分の試験問題ならその半分の25分程度で答案を作成できなければ、設問数を減らすとか易しい問題に差し替える必要もあると思います。
よいテスト問題を作るのは、案外難しいのです。