中室牧子「学力の経済学」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

あと1日で夏休みがおしまいです。いまごろ、みんな宿題で大あわてかな。読書感想文、自由研究なんかが強敵です。

31日は徹夜、9月になってからもまだ格闘しなければならない子もきっといるでしょう。親からもガミガミ言われるて大変ですね。

今、話題の本「学力の経済学」

「学力」の経済学

「学力」の経済学

にこんな個所が。


.........................  P96から引用 ............................

 行動経済学を専門とする大阪大学の池田教授の研究も、とても興味深いものです。
 この研究では、子どものころに夏休みの宿題を休みの終わりのほうにやった人ほど、喫煙、ギャブンル、飲酒の習慣があり、借金もあって、太っている確率が高いことを明らかにしています。要するに、宿題を先延しにするような自制心のない子もは、大人になってからもいろいろなことを先延ばしにし、「明日からやろう」といっては結局禁煙できず、貯蓄もでず、ダイエツトもできないというわけです。

..........................  引用終  ................................

わたくしキノシタ、自慢じゃないが「子どものころに夏休みの宿題を休みの終わりのほうにやった人」です。

ですが、

喫煙、短期間していましたが20代できっぱり禁煙。ギャンブル、大学生時代にパチンコをちょこっとだけ、以来賭け事一切いたしておりません。飲酒、年に数回ビールをコップ一杯程度、日本酒への思い入れと蘊蓄は人一倍ありますが、一年累計して一合も飲み(め)ません(^^;) 借金、ありません。太ってる?身長171cm で体重69Kgです。

8月20日ごろに、もう夏休みの宿題完成!という立派なお子さんって稀少なのでは? 比較データの母集団がどうなのか知りたいです。

いまごろ、宿題に大奮闘中のみなさん! 全員が上の引用文のようなダメな大人になるわけではありませんよ。ちゃんとそれなりの大人になれますから、心配しないでね。