前々から行きたかった「動楽亭」にようやく行くことができました。本日は「ざこば千朝二人会」
「動楽亭」は、桂ざこばさんが作った常設寄席小屋です。繁昌亭ほど立派ではありませんが、こぢんまりしていて、落語をきくのにちょうど良い広さです。前方半分は座椅子が、後方はかわいい椅子が並べられています。若手落語家の研鑽の場にもなる「動楽亭」を作られた桂ざこばさんはえらい!
場所は、地下鉄「動物園前」駅から歩いて1分、とっても便利。じゃんじゃん横町の入り口近くです。もちろん早めに出かけて、久しぶりの[八重勝](串カツ)で腹ごしらえ。
本日の演目は、桂鯛蔵「つる」、桂ざこば「狸の化け寺」、桂千朝「植木屋娘」、中入り、桂千朝「肝つぶし」、桂ざこば「藪入り」
ざこばさんは、米朝さんの住む阪急武庫之荘の米朝さんに弟子入りするまで、この近くで生まれ育ったそうで、まくらで通称「釜ヶ崎」の今昔を語っていたのが面白かったです。
落語の後、上方のお笑いを研究している戸田学さんとざこばさん千朝さんのフリートークがありました。たまたま、戸田さんの新刊「上方漫才黄金時代」(岩波書店)を持っていたので、サインをお願いすると快く応じてくださいました。
- 作者: 戸田学
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2016/06/30
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (4件) を見る