センター試験「数学IIB」で、定義を問う出題が!

昨日のセンター試験数学IIB」で、角度の単位である「ラジアン」の定義を問う問題が出題されました。

2015年にも、微分の定義に従って微分する問題が出されましたが、今回はズバリ「1ラジアンとは、どのように定義された角度か?」と問われました。

ネット上では、動揺する受験生の怨嗟の声があふれています(^_^;)

ラジアン、お前は絶対許さない> <ラジアンふざけんな> <初っ端ラジアンで完全に動揺して時間足りなくて死んだ。ほんと死にたい> <センター初手「ラジアン」無属性規定ダメージで受験生全員にダメージ> <過去問での対策が全くの無意味に感じた。ラジアンの定義とかはじめての授業で先生がチョロっと言う感じのやつやろ絶対> <ラジアンってどこの国の言葉だよ> <センター数学IIB難しすぎだろ。ラジアンの定義とかなんなんだ>

これらに対し「だいきち」さんのコメントが当を得ています。
<1ラジアンの定義を聞くのは良い問題だな 公式丸暗記してるだけで意味をわかってない人を振り落とせる>

まさにその通りです!!

このブログでも「定義や定理が、数学の基礎です」と何回か主張してきました。

2017-01-25「定義や定理が、数学の基礎です!」
2016-04-08「数学は、まず定義が大切です。しっかり教科書を読みましょう!」
などです。

ネット上の受験生のコメントに、こんなのがありました(^_^)v
ラジアン問題 先生に教えて貰っとって良かった( ̄▽ ̄;) まさか出るとは思わんかった…>

ちゃんと教えた先生も偉いが「定義?そんなん試験に出るわけない」と馬鹿にせず、キチンと習得した生徒さんも立派です。