見分けのつかない○と見分けの付かない|の並べ方を考えましょう。
たとえば、
○が2個、|が1本なら、その並べ方は
○○| ○|○ |○○
の3とおりです。
○が2個、|が2本なら
○○|| ○|○| |○○|
○||○ |○|○ ||○○
の6とおりですね。
○が3個|が2本なら
○○○|| ○○|○| ○|○○|
|○○○| ○○||○ ○|○|○
|○○|○ ○||○○ |○|○○
||○○○
の10とおりになります。
それぞれは、簡単な階乗の計算で
(2+1)!/(2!1!)=6/2=3 とおり
(2+2)!/(2!2!)=24/4=6 とおり
(3+2)!/(3!2!)=120/12=10 とおり
と求めることができますね。
このようにして、○がa個、|がb個の並べ方は
(a+b)!/a!b!で求められます。
ですから
〇が3個、|が5本であれば その並べ方は
(3+5)!/(3!5!)=56 とおりです。
【注】このシリーズは長く続きます(^_^;)