2019年も今日でおしまい。予防接種の甲斐もなく、只今インフルエンザ発症中(^^;) それゆえいつもより短めで恒例の「私的ベスト1」で今年を振り返ってみました。
★家庭教師お仕事部門
大昔のご縁で、その方のひ孫!になるお嬢さん(女子中学校2年生)を夏から担当。数学が大の苦手で低空飛行、小テストの点数も良くなく再試験の常連メンバーさんでした。ところが、言われたことはきちんとするまじめな性格で、だんだん成績が上昇。
2学期の期末考査では、平均点を超えるまでになりました。彼女の自信を回復するお手伝いができてうれしいです。昔、お世話になった曾祖父母さんも天国で少しは喜んでくださっているかなぁ ?
★美味しい部門
すでに、拙ブログで書いておりますが[資生堂パーラー](東京銀座)です。お料理も雰囲気もほんとにすばらしい!
★本部門
<国内部門>
・黒川博行「果鋭」(幻冬舎文庫)
元大阪府警のはぐれ刑事コンビがパチンコ業界を舞台に、極道相手にしのぎを削る立ち回り。
(次点)
・籠池諄子「許せないを許してみる」(双葉社)
森友学園事件当事者の手記。先入観が覆りました。逆境に遭っても夫婦愛がうるわしい。
<海外部門>
・トマス ハリス「カリ・モーラ」(新潮文庫)
あの「羊たちの沈黙」や「ハンニバル」の著者トマス・ハリスの13年ぶりの新作。なんと新しいヒロインが誕生!ほれぼれするかっこよさです。また、エルモアレナードっぽいところが、好みです。
(次点)
・アンソニー ホロヴィッツ「カササギ殺人事件」(東京創元社)
昨年のミステリランキングを総なめした傑作、1年遅れで読みました。ミステリのお手本ですね。二重構造がすばらしい!
<参考書部門>
・「記述式答案の書き方」(旺文社)
数学の答案の書き方をここまで丁寧に解説した本はなかったです。私が現役高校教師なら、この本で2週間(ほぼ6~10時間)授業をするでしょうね。
このごろ旺文社、数学の斬新な参考書を刊行中で目が離せません。
★耳に残った言葉部門
BS1「地球タクシー」(大阪を走る)での、運転手岩田道夫(66歳)さんの新今宮通過中の言葉。
「あいりん地区(通称:釜ヶ崎)の底辺労働者の暮らしが良くならなければ大企業の内部留保がどれだけ膨大になろうと経済は良くならない」ということを生きた大阪弁で平易に語っておられました。
★お笑い部門
M1グランプリ優勝者「ミルクボーイ」
年の暮れ、ほんとうにいいものを見ることができました。インフルエンザもぶっ飛んでいきそうです。
ダイマル・ラケット いとし・こいし やすし・きよし オール阪神巨人 中川家 に続く漫才さんになってほしいです。