どうしましょう?休校中の勉強

新年度スタートの4月、いつもと状況は一転。通常の入学式をとり止めている学校が多いです。始業式もなし。

学校からどーんと教科書が送られてきてそれっきり、具体的な指示がなされないままで、なが~い春休みをもてあましている生徒さんも多いのではないでしょうか。

こんなとき、どのように勉強をすればいいのでしょうね?

 1)復習をする
 いままでの復習をする良い機会です。
〇苦手な単元の教科書・参考書の例題だけを解く。
〇覚えている定理・公式の証明をする、自分で導き出す。
〇問題集のサボっていた問題に手を付ける。
〇学校から与えられている宿題が復習の内容になっていれば、これを完成させる。

 数学は一週間も勉強しないでいると、いろいろなことを忘れていたり、計算力が低下しているはずです。復習しながら数学ボケを治しましょう。

 

2)予習する
 授業なしで新しい学習内容を勉強するのは、易しいことではありません。それだけに、未知の領域を理解できれば、大きな自信になります。
〇教科書を丁寧に読む
 予習ノートに定理・公式の証明を書く
 例・問・例題・練習などもすべてノートに解く
 教科書ガイドで答合わせをする
〇映像教材を見る
 YouTubeなどに多くの数学解説があります。
 「無料 映像授業 数学」で検索します
 いろいろ見比べて自分に合ったもので勉強しましょう。
 これだけだと練習不足になるので、参考書で問題を解きます。

 

3)日ごろ読めない本を読む
 図書館が閉まっているので、本屋さんに行きましょう。
〇「高校生 中学生 数学 読み物」で検索して、面白そうなのを立ち読みして選ぶ。
 僕がパッと思いつくのは

   「博士の愛した数式」(小川洋子) 

博士の愛した数式 (新潮文庫)

博士の愛した数式 (新潮文庫)

  • 作者:小川 洋子
  • 発売日: 2005/11/26
  • メディア: 文庫
 

 

 「天地明察」(冲方丁)  

天地明察(特別合本版) (角川文庫)

天地明察(特別合本版) (角川文庫)

 

 

「世にも美しい数学入門」(藤原正彦小川洋子) 

 

「中学の知識でオイラーの公式が分かる」(鈴木貫太郎

中学の知識でオイラーの公式がわかる (光文社新書)
 

 の4冊です。

最後の鈴木貫太郎さんは、YouTubeでも数学の分かりやすい授業をされています。

 

4)家のお手伝いをする
 勉強と直接関係ないですが、洗濯、掃除、料理、ゴミ出し、ペットの世話など、日ごろは学校で忙しくできないことを時間がある今、家族の一員として役割を担うことは、勉強以前に大切なことですね。