「軸」いるの? いらないの?

数学用語で「座標平面」ってありますね。先日、高1のSさんと2次関数の勉強をしているとき、教科書によって「座標平面」の説明が微妙に違っていることに気がつきました。

みなさんは、どこが違うかお分かりになりますか? 同じ出版社でも、教科書によって記述が違っています。

 数研出版「数学I」

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 数研出版「高等学校数学I」

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数研出版「新編数学I」

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東京書籍「数学IAdvanced」

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 東京書籍「数学I」

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啓林館「数学I」

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座標軸の定められた平面なのか、それとも座標の定められた平面なのか、座標を定めた平面なのか、う~ん、どっちでもいいのだろうか。

いつも頼りにしている岩波の「数学辞典」には、「座標平面」という見出し語はありませんでした。

 

岩波数学辞典

岩波数学辞典

  • 発売日: 2007/03/15
  • メディア: 単行本