あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。

新型コロナの感染状況がどんどん悪化しているのに「なにがめでたい!?」と、お腹立ちの方もいらっしゃる年明けとなりました。

そこで、なんともうれしいT先輩のお話「高校に入学してから、さっぱり数学ができなかったのに、いつの間にか克服できた」というお話を数回に分けて書いていくことにします。

数学が苦手、数学がさっぱりわからない、数学で困っている、そんな生徒さんにとって明るい希望がもてるお話ですよ。

Tさんは、神戸高校の先輩で15回生。僕は20回生なので5才年上。面識は全くありません。

ここからは、昨年末に届いた高校の同窓会誌(No.61)に「数学の思い出」というタイトルでお書きになっていたものの抜粋や要約したものです。

『もともと私は、 数学そのものは好き、というか憧れの対象であった。 それなのに、 中学での成績は(小学校の算数も含めて)他の科目に比べて良くな』かったそうです。

『中学ではなんとか理解できた数学も、高校へ入って急にわからなくなった。 数学が出来ないということは、 いわば「さまよえるオランダ人」のように永遠に呪われた人間であり、それ以外の科目なら努力すれば何とかなるのに、 数学だけは宿命的、つまり努力しても駄目な悲観的な科目であると私は思ってしまっていた。』

こんな気持ちがよ~く分かる人、きっと多いですよね。

(つづく)