ジュンク堂の不思議

午前中の授業を終え、午後のひとときジュンク堂芦屋店に足を運びました。何冊か購入してから、漫才のオール巨人さんが岡八朗さんを偲んで「師弟」という本を書いたことを思い出しました。

落語・漫才のコーナーに見当たらなかったので、通りかかった店員さんに在庫を調べてもらったら「当店にはなく、出版社にも在庫がもう無いそうです」という返事。

そんなに売れているとはうれしいと思いつつ「ジュンク堂他店に在庫はないでしょうか?」と尋ねると、調べてくれて「この近くでしたら西宮店に数冊あるようです」とのこと。

「それはよかった。では、その1冊を芦屋店で買いたいので回してもらいましょう」と何気なく言うと「いや、それはできません。お客様にいっていただかなくては。こちらに西宮店の本を取り寄せることはいたしません」と言う返事。「ええっ?西宮に出かける用事もないし困ったなぁ」と僕がつぶやくと「それでしたら近くの住吉店にも1冊だけデータ上は残っているようですから。そちらに行かれては。でも売れてしまっているかもしれせんが」

極端な例ですが、もしも僕が欲しい本がジュンク堂札幌店だけに残っていたら、札幌までいかねばならないということなんでしょうか?

他店に残っている本をお客の便宜をはかって、ほしがっている人の最寄りのジュンク堂に回すサービスがなぜできないのか、なんだか不思議ですね。