家にいるとき、かなりの時間を家庭教師で扱う教材の勉強に充てています。数学ですと、傍用問題集レベル(たとえば「体系問題集」「4STEP問題集」)を一つ一つ丁寧に解いたりはしませんが、受験用問題集は必ず全問解いて準備いたします。
生徒さんがつまずきそうな個所を予め予想したり、解法を思いつかないときどのようなヒントを提示するか、などいろいろシミュレーションもしなくてはなりません。
そんなある日のこと、六甲高校の生徒(3年生)さんの教材「2015年入試必修問題集 実戦 難関国公立大学編」(啓林館/河合塾)で「数列の極限」の42番(早稲田大学)の問題を考えていると、「どっかで似た問題をやったことがあるなぁ〜」とおぼろげな記憶が浮かんできました。
あれこれ記憶をたぐり寄せて東北大学の過去問ではなかったか?と調べてみると、果たして2008年の問題とそっくりです。2次関数のグラフが、上に凸か下に凸かだけの違いで、中身はまったく同じです。
早稲田は1999年、東北大は2008年。偶然の一致でしょうか?