月刊誌「大学への数学」のあとがき

進学校の生徒なら一度は聞いたことのある数学雑誌「大学への数学」(東京出版)
。ハイレベルです。

今月号(2022年7月号)の「あとがき」に、こうありました。

 

『・・・・・・。実は、高校の教科書でも同様なことがいえて、大抵の入試標準問題の“解き方”は教科書に書いてあります。今はそう思えなくても、数学の学習の目的は、たくさんのパターンや定石をバラバラに覚えることではない、ということを意識してみてください。』

まったくその通り!

よく分からないまま参考書でよく似た問題を探し出して解き方を真似する。教科書の問や練習、例題を理解しないまま、配布されている傍用問題集を解答書を見ながら解く。

こんな勉強の仕方で、成績が伸び悩んでいる高校生が多いのです。

教科書に書かれていることを友人に説明できるほど、その内容をまずは理解しましょう。