喫茶店で家庭教師

7月初め、まったく覚えのない電話番号からお電話がありました。僕が甲南女子高校で1年生を教えていたときの生徒Tさんのお母さんからでした。今では高校3年生。受験を控え娘の家庭教師を、ということです。

「いま手一杯で、ご依頼はすべてお断りしています」と申し上げましたら「夏休みだけでも」ということですので、夏休み限定でお引き受けしました。

家には妹弟がいて落ち着かないので、ご自宅近所の喫茶店(ってもう言わない?カフェ)で教えて欲しいとのこと。長い家庭教師歴で、初めてのことです。

今日がその初回。心配していたほど周りが気になりません。意外と良いかも(^-^)

まわりを見てみると、自習している受験生、ノートパソコンで作業をしている人、1対1で白人に日本語を英語で教えている女性など、案外自由空間みたいです。

アイスコーヒーを飲みながらの2時間でTさん、漸化式の極限、右側極限・左側極限、ガウス記号などのモヤモヤが晴れたようでした。

それにしても、この春退職して忘れ去られていてもおかしくないのに、ましてや授業でTさんを教えていたのは2年前なのに、わざわざご指名して下さるとは、ほんとうに有り難いことですm(_ _)m