隆祥館書店とスタンダードブックスへ

久しぶりに自由時間ができたので、気になっている大阪の本屋さんに出かけました。

まずは、谷町6丁目にある「隆祥館書店」。思った以上に狭い! 開店直後だからか、ごちゃごちゃしている。でも、ほんの選択が良い本屋さん。

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店主の二村知子さんとちょっと雑談をしていたら「出版関係のお仕事の方ですか?」と言われ「いえいえ、もと高校教師です」と返すと、さっそく開催予定のトークイベント参加のお誘いを受けました。

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ただ本を売るだけでなく、本を媒介としたある種の文化活動を行っている志の高い本屋さんです。
ここでは、当然、木村元彦「13坪の本屋の軌跡」(発行:ここから)を購入です。

 

つづいて、天王寺の「スタンダードブックス」へ。もともと心斎橋にあった魅力的な本屋さん、茶屋町Nuにもお店を構えていましたが、ここも撤退。

いまは、天王寺で1階を食堂、2階を本屋さんの形態で営業中。

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2階で事務作業をしていた店主とネットと雑誌の関係やら、ライターが育たんなぁ、とか半分ぼやきの雑談を30分ほどして、仕事の邪魔をしてしまいました。

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魅力満点の心斎橋店を知っているだけに、この狭い2階の様子に町の本屋の苦境を感じます。
ここでは、村元武プレイガイドジャーナルよ」(東方出版)を購入。

味わいのある本屋さんに足を運んで店主や書店員さんと話すことが、豊かな時間のような気がします。

Amazonでは、それはできませんね。