昨日、共通テストの数学が実施されました。
問題が公表されたので、数学ⅠAを解いてみました。
例年は、制限時間の8割~9割の時間で解き終えます。(受験生は5問中4問を選択して解きますが、私は仕事がら5問全問解きます)
ところが今年は、恥ずかしながら制限時間70分をほとんど使いました(^^;)
原因は、第2問のデータの分析です。時間を相当割かれました。
細かい散布図は、老眼で近眼の私には、まるで視力検査。
それに相関係数の計算。
ハァ~? こんな計算させるのはなんのため???
3以外の最大公約数が埋め込まれていてパッと約分できるはず、と探ってみても見つからず。
をとして近似値計算する誘惑にかられましたが、解答欄は小数点第2位まであり、小数点第3位の値が左右します。
仕方なく
を筆算しました。トホホ
計算しつつ、出題者は受験生のどんな数学の力を見たいのだ? 来年からはSATのように電卓持ち込み可になるのか?と毒づいておりました。
受験生の感想も気の毒というか悲惨なものが多いです。
「泣き崩れる人多数。お通夜状態」
「難化レベルの話じゃない。グロテスク」
「隣の人共通テスト数学1Aの問題破ってて草」
「何を解いたかすら思い出したくない。」
「隣の女の子共通テスト数学1A終わったら突然泣きながら帰り出した」
近年のデータを見ると、2010年に数学ⅠAの平均点が48.96点で最低。
私の予想では、これをさらに下回る平均点になりそう。ひょっとすると40点前後かも。
多くの受験生が挑む共通テスト数学として、作問の是非が問われる2022年だと思います。
さぁ、しばらく休憩して、数学ⅡBに取りかかろう。