三角形の交点の位置ベクトルを暗算で(1)

「ベクトルと平面図形」を勉強していると、必ず出くわす定番問題があります。
どの教科書にも参考書にも、絶対ありますよ。

このタイプです。

数研出版の教科書です ↓ )↓

どの教科書も \overrightarrow{op}
s:1-st:1-t と置いて、二通りに表し
2つの位置ベクトルが等しい ⇔ \overrightarrow{a} の係数同士も \overrightarrow{b} 係数同士も等しい
と考えて
 \overrightarrow{op}\overrightarrow{a}\overrightarrow{b} で二通りに表すことできまることに基づいて解答しています。

(東京書籍の教科書です ↓ )

第一学習社の教科書です ↓ )

どの教科書も同じ方針です。

赤チャートもです(↓)


別解として、メネラウスの定理や直線上の位置ベクトルの係数の和は1となる、を利用してやや簡単に解く方法もあります。(赤チャートです↓ )

 

 

さらに、裏ワザ・早ワザ満載の「共通テスト必勝マニュアル数学ⅡB」(東京出版)には面積比と線分比を利用したテクニックも紹介されています。

ただ、「分かりにくい」という生徒もいるので、別のインチキ?解法を伝えることが多いです。(次回に続く)

 

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