香港6日目

香港もあと2日となりました。

きょうは、お昼ご飯が[大班楼]、晩ご飯は[法租界]と決まっています。

某旅行雑誌に、いま香港の注目すべきレストランとして[大班楼][法租界][九龍廳]の3店が掲載されていて、なんとなく[大班楼][法租界]はとても良さそうなので、娘に予約を頼んでおりました。

どちらも人気店、[大班楼]は25日のランチなら、[法租界]も25日なら空きがあるということで、1日に2軒となりました。

とはいえ、朝ご飯は[蓮香楼]。またまた出かけました(^_^)/

あいかわらず、早朝からおじさん度がたかいです。お茶はオーソドックスに普洱茶。点心は好物の豉汁蒸肉排の一品だけにいたします。

レジのおばさんが、おまえまた来たか、という感じで珍しくにっこり。いったんホテルに戻ってシャワーを浴び、一息ついて再び出かける用意。娘・孫とスターフェリー乗り場のそばで待ち合わせです。

なにやら臨時のステージが設置されています。僕の好きな映画「葉問」(イップマン)の続作公開の宣伝用のようです。日本でも公開されるのが待ち遠しい。


スターフェリーに乗って香港島に渡るのは何年ぶりでしょうか、地下鉄よりこっちのほうが風情があります。


[大班楼]は、[蓮香楼]から歩いて3分くらいのところにありました。

スープは2種類頼みました。例湯と薬膳ぽいもの。どちらも美味。

あとは、ランチということも忘れあれこれ気になったものを次々とオーダーしてしまいました。

かっぱえびせん状のものはえのきのから揚げ。孫がずいぶん気に入りました。

蟹のお料理は「酔っ払い蟹」とでも言うのでしょうか、ややお酒の香りがいたします。とってもおいしい!

はじめのスープからデザートのアイスクリーム2種まで、外れなし! 大満足です!


孫のおもちゃを買いにトラムに乗りました。今回初めてです。うれしい(^-^)

娘・孫と別れて、ホテルに戻り一休み。



夜の[法租界]は場所が分かりにくいので、迷ったら連絡するようにとお店から娘にメールがあったそうです。苦手な食材はないか、とも書かれていたそうです。なかなか丁寧な対応です。


場所は、写真で歩いている男性2人のすぐ後ろにある細くてうす暗い通路を入って、すぐ右側のビルにお店はあります。古いビルです。何階か分からず、上がったり下がったり。入居者がいないような部屋もあるようなほんとに古いビルです。どのドアにもお店の看板も標識も名刺もありません。

当てずっぽうに、2階の白いドアを軽くノックすると、当たりでした。ヤレヤレ。

部屋のなかは、オープンキッチンのモダンな感じ。こんなスタイルがちょっと流行なのでしょう。ドリンクはお店になく、自分の好きなものを持ち込む方式です。ビールすら置いてありません。


サービス係の青年は、日本語で積極的に料理の説明をしてくれます。日本語は、歌とアニメで勉強したそうです。ちなみに、歌はキャンディーズ、ピンクレディ、ひろみ郷などだそうです。意外と古い(^^;)

白いスープが供されたとき「これは、悲しい味のスープです」と説明されました。う〜ん、悲しい味って? レストランに来て、あんまり味わいたくないです。でも、口に入れてみて分かりました。「やさしい味のスープ」だったんですね。まだ、日本語を勉強しなければの青年でした。

お味は、全体的にちょっと僕の求めている方向とは違っていました。

オシャレな雰囲気で、彼女をデートに誘うのに適しているようなお店と言う感想を持ちました。メニューも凝った書き方をされています。

あしたは、いよいよ香港最終日です。悲しい(;_;)