蓮香楼(香港)食べ納めの旅(2)

朝、5時半起床。顔を洗って待望の[蓮香楼]へ。まだ薄暗い道を歩いて約5分、6時過ぎに到着、さすがに店内は人影もまばらでのどかな雰囲気。白いうわっぱりを着た給仕さんが「ジャスミン茶?」と聞いたので「プーアール茶」と返事。

しばらくすると、5年前に「ここは同じ時間、同じ席にはたいてい同じ者が居る。私たちもきっと来年もその先もここに居るだろう。また、会えるといいなぁ」と言っていたおじさんがやってきました。(http://d.hatena.ne.jp/eisuumanabu/20130326

そのことを話すと、うまく思い出せないようでしたが、ずいぶん日本語が話せて、しかもひらがなカタカナもスラスラと書ける方で、一気に会話が弾みました。
いつの間にかどのテーブルにもお客さんが座って、新聞を読んだりおなじみさんとしゃべったり、だんだん賑やかになってきます。

早茶のあとは地下鉄に乗って半島側へ。重慶大厦(チョンキンマンション)で両替して、尖沙咀 (チムサーチョイ)近辺をうろうろと。

好きな「辰衝書店」を探したが見つけられず。ipad mini4を使ってgoogleで調べても出てこない。とうとうAmazonにやられたか、とがっくり。

仕方がないので、検索で見つけた「誠品生活」(https://meet.eslite.com/hk/tc)の書店へ。新しくて品揃えも豊富。

写真が美しいので点心の小型版の本を買ってしまいました。「Dim Sum, A Survival Guide」

Dim Sum: A Survival Guide

Dim Sum: A Survival Guide

いったんホテルに戻って、お昼ごはんはすぐ近くの「沾仔記」へ。雲呑麺で有名で「ミシュランガイド 香港」のビブグルマンに選ばれている有名店です。たしかに、雲呑はエビがたっぷりでぷりぷりで食べ応え十分。

しかしスープがずいぶん塩辛い。出汁のお粗末さを強い塩味でごまかす店は多いが、ここのスープは十分しっかりしているのにどうしてここまで塩辛くするのか不思議です。半分くらい残して退散。

地下鉄が「上環」駅からさらに西へ延長されたとのことなので「香港大学」駅まで乗車。


せっかくなので香港大学も見学。広大な校内をうろうろしていると道に迷ってしまいました(^^;) 学生さんに尋ねると親切にも僕の行きたい大学の記念品売り場や大学書店までの長い距離を道案内してくれました。土木工学を専攻しているそうで、上品でスマートいかにも育ちの良いお坊ちゃんという好青年でした。



夜ごはんは、雑誌「Hanako」でも紹介されていた新しいお店「Ying Jee Club」へ。ホテルから歩いて行けます。初めてなので不安でしたが、前菜を食べてにっこり(^^)/ エビも鳥もデザートも申し分なし!他のメニューも試していたいです。




食べ終わってホテルへ戻ります。街はハロウィンで盛り上がっています。