前回は のグラフを書いてみました。
のグラフも、ほぼ同様です。
原理は、前回同様
の値とそれに対応する の値を求めて、それらをプロットする、というグラフの原則に沿ったものです。
そのため、今回は3段の作業表を作成していきます。
例として、
のグラフを考えましょう。
まず、1ステップで
角 ( )が
, , , , , , 、 と 刻みの表を書きます。
2ステップで、それに対応する の値を書き込みます。
ここは、簡単な計算をする必要があります。( の値は等差数列なりますよ)
3ステップで、
の値を書き込みます。
この値は、必ず , , か、漸近線(不連続)になりますね。
そして、この作業表の一番上の の値と、
一番下の の値の点をとって、
タンジェントのグラフらしく、書けばできあがりです。
なお、 と y 軸との交点( )
(∵ = = )は記入しておくべきです。
表作成の2ステップ目が、計算をする手間がかかります。でも三角方程式を解くよい練習になるのでがんばってください。等差数列になるはずだと思って、チェックするとよいでしょう。